食事療法における基礎知識
肝臓がんや胃がん、大腸がんなど、ガンの大きな原因の一つに食生活の乱れがあげられます。長年続けてきた悪しき食習慣が、癌の原因とも言われています。
私たちの体では常に古い細胞は死に、新しい細胞に生まれ変わる新陳代謝を繰り返しています。平均すると約100日で全身の細胞が入れ替わると言われています。その細胞を作っている材料は、口にした食べた物なのです。
そのため、癌と闘う上で食事をおろそかにしてはいけません。ガンの克服を目指すなら、食事療法なしではあり得ないというくらい重要視してほしいです。
しかしながら、食事療法や療養食に対して、「味が薄い」「食べられる料理が限られる」などとマイナスのイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。
食事療法の目的を知り、考え方を少し変えることで、そのイメージは払拭されると思います。
■目的
健康な体を維持するためには、運動と食事が重要なポイントとされています。適度な運動とバランスの取れた食事を怠ると、生活習慣病を進行させる恐れがあります。食事療法で適切な栄養バランスの食事を摂ることで病気の要因を減らし、健康な体を目指します。
高血圧や肝臓がんなど、病気によって食事療法の内容が異なるので、どうしてこのような食事にする必要があるのか、食事を改善することで体にどのような影響を与えるのかを事前に確認し、目的を把握した上で食事療法に取り組むことが大切です。
■食事療法の始め方
濃い味付けの食事に慣れていた人が、いきなり塩分とカロリーを制限された食事に切り替えると、味が物足りないので美味しいと感じることができません。美味しいと思えない食事を続けてもストレスが溜まるだけなので、食事の味付けを一気に変えるのではなく、少しずつ薄味にして味覚を慣れさせます。薄味に慣れてくると、食材本来の味が感じられるようになります。薄味に慣れる期間は人によってバラつきがあるので、焦らずゆっくりと始めましょう。
■感謝の気持ちを忘れない
療養食は普通の食事を作るよりも気をつける点が多いので、手間がかかります。しかし、せっかく作った療養食を「まずい」「味が薄い」と言って食べない方がいます。そう言われると作っている人が辛い思いをしてしまいます。家族に療養食を作ってもらっている場合は、常に感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
■体によい食事のスタイル6ヵ条
1.1日3食(朝昼夕)規則正しく食べる
2.よく噛んで食べる
3.少しずつゆっくり食べる
4.楽しく食べる
5.腹八分目
6.夕食は早めに、寝る3時間以上前に食べる
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